〔週間見通し〕東京ゴムRSS、中国系などのファンド筋がショートポジション

コモディティ・アナリシス

バーグインベスト代表=来週の東京ゴムRSSは、中心限月2020年1月先ぎりが緩やかなペースで上昇しそうだ。先ぎりは心理的な節目となる180円を試すと予想する。  ファンダメンタルズを見ると、9~10月は中国・上海の需要期に当たる。産地価格が下落し、割安感が台頭しているほか、タイやインドネシア、マレーシアの生産国は輸出削減策に関する会合を開く予定とされ、相場の下支え要因となる。さらに、東京市場の内部要因を見れば、中国系などのファンド筋がショートポジションを膨らませている。投機筋は必ず買い戻しに動くため、(ショートポジションの増加は)今後の上昇要因と言える。  先ぎりは今週、160円70銭まで売られ、継続足で昨年12月以来、約8カ月ぶりの安値に沈んだ。ただ、160円手前では打診や本気の買いが入り、この水準での堅さを示し、あや戻しの段階となった。  一方、期近限月には注意が必要だ。指定倉庫には期限切れ間近の現物もあり、段階的にはけさせようと、急いで売る動きが見られる。現物を中国に持って行こうとしているが、上海でも受ける場所(倉庫)がないようだ。東京市場は当ぎり中心に期近が軟化し、逆ざや幅が縮小する可能性もある。(了)
出典:時事通信社
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